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池上秀夫:

1966年2月7日
、鳥取県生まれ。中学時代にジャコ・パストリアスと出会ったことからジャズ、そしてベースに興味を持つようになり、高校時代には富樫雅彦を軸としてフリー・ジャズにも耳を傾けるようになる。

大学入学を機にコントラバスを弾き始め、大学時代はビッグバンドに所属。ストレートなジャズを中心に演奏する。

大学卒業後、ピアニスト佐藤允彦氏が主催する即興ワークショップ「ランドゥーガ」への参加を契機にフリー・インプロヴィゼーションの演奏を手掛けるようになり、徐々に活動の幅を広げる。

現在は東京を中心にライブ活動を展開する一方、スイス、フランスなど海外での活動も積極的に行う。

これまでにジャズ・ベースを望月英明氏(森山威男グループ他)に、クラシックを今野京氏(NHK交響楽団)に師事。



コントラバスがうちに来た日

コントラバスを手に入れたのは、大学の合格発表の直後、十九歳の時でした。なにぶんまだ浪人生活に終止符を打った直後ですから、大した貯金もありません。それでもコントラバスはほしい。音楽雑誌で知った、当時は新大久保に店を構えていた弦楽器店「Y」になけなしの貯金を手に向かったのです。

そしてお店をたずねると、そのお金を出して「これで買える楽器をくださいっ!」。そうやって(しかも少しおまけしてもらって)手に入れたのが、クレモナというメーカー(今もあるのかな?)の一番安い合板の楽器で、しかも中古品でした。

しかしそんな楽器でも、夢にまで見たコントラバスが手に入ったわけです。私は大きい楽器をかかえて意気揚々と自宅に戻りました。

はじめてさわるコントラバスという楽器。一時間近く触ったあと、ネックを握っていた左腕がかたまってしばらく降ろすことができなくなったのも、いい思い出です。